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ニュージーランド出身のシンガーソングライター、ロードの最新アルバム「Virgin」が、一部のCDプレーヤーで正常に再生できないという問題が発生し、ファンの間で話題となっています。このアルバムは、従来のCDとは異なり、透明なディスクで提供されています。この透明ディスクが、一部のCDプレーヤーの読み取り機構に影響を与え、再生不良を引き起こしていると考えられています。
CDプレーヤーは、ディスクに記録された情報をレーザー光で読み取る仕組みです。透明なディスクの場合、レーザー光が透過してしまい、正常に情報を読み取れない可能性があります。特に、古いタイプのCDプレーヤーや、読み取り機構が繊細なCDプレーヤーでこの問題が発生しやすいようです。
この問題に対し、ロードの所属レーベルからは公式な声明は発表されていません。しかし、SNS上では、同様の問題を抱えるファンからの報告が相次いでおり、「#LordeCD問題」といったハッシュタグも生まれています。一部のファンは、レーベルに問い合わせを行ったり、CDプレーヤーのメーカーに相談したりするなど、解決策を模索しています。
音楽業界では、近年、アナログレコードの復興やストリーミングサービスの普及など、音楽の聴き方が多様化しています。CDの販売枚数は減少傾向にありますが、依然としてCDを愛聴するファンも多く存在します。今回の問題は、そうしたCDファンにとって、少し残念なニュースと言えるかもしれません。
ロードの今後の対応に注目が集まるとともに、CDというメディアの未来についても、改めて考えさせられる出来事となりました。アルバム購入を検討されている方は、ご自身のCDプレーヤーの機種をご確認いただくことをお勧めいたします。