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2016年に米国の著名な実業家であり、テレビパーソナリティとしても知られるキム・カーダシアンがパリで襲撃された事件に関与したとされるディディエ・デュブルック氏(69歳)が、裁判終了からおよそ1ヶ月後に亡くなりました。事件当時、デュブルック氏は「おじいちゃん強盗」の一員としてメディアで報道されていました。
報道によりますと、デュブルック氏は拘留中に肺がんと診断されていました。事件の詳細については、2016年10月3日にパリの高級ホテルで、カーダシアンが滞在していた部屋に武装したグループが押し入り、数百万ドル相当の宝石を強奪したとされています。この事件は世界中で大きく報道され、カーダシアンのセキュリティ体制や、高級品をSNSで公開することのリスクなど、様々な議論を呼びました。
デュブルック氏を含む複数の容疑者が逮捕され、フランスの司法当局によって捜査が進められてきました。裁判では、各被告の関与の度合いや、事件の計画性などが争点となりました。デュブルック氏の死去により、事件の真相解明や、残された共犯者たちの責任追及にどのような影響が出るのか、今後の動向が注目されます。また、被害者であるカーダシアン氏が、この事件とどのように向き合っていくのかも関心を集めています。