マルセイユ近郊で大規模山火事、100人超負傷 – 800名の消防隊員が夜通し消火活動

マルセイユ近郊で大規模山火事、100人超負傷 - 800名の消防隊員が夜通し消火活動

画像出典: 元記事

フランス南部のマルセイユ近郊で大規模な山火事が発生し、多数の負傷者が出ています。フランス内務省の発表によりますと、現在、約800名もの消防隊員が現場に駆け付け、消火活動にあたっています。しかし、乾燥した気候と強風の影響で火の勢いは衰えず、消防隊員たちは夜通しでの消火活動を余儀なくされています。

この地域は、地中海性気候特有の乾燥した夏を迎えており、過去にも同様の山火事が頻繁に発生しています。今回の山火事も、その乾燥した気候と、折からの強風が重なり、瞬く間に燃え広がったと見られています。当局は、住民に対して避難勧告を発令し、安全な場所への避難を呼びかけています。また、負傷者の手当てを行うため、臨時の医療施設も開設されました。

フランス政府は、今回の山火事を深刻な事態と捉え、近隣諸国にも支援を要請しています。消火活動には、消防隊員のほか、森林警備隊やボランティアも参加しており、一刻も早い鎮火を目指しています。しかし、火の勢いは依然として強く、鎮火の見通しは立っていません。今後の気象状況によっては、さらに被害が拡大する可能性も懸念されています。

山火事の原因については、現在調査が進められていますが、人為的な要因も否定できない状況です。当局は、火の取り扱いには十分注意するよう、改めて呼びかけています。また、山火事の最新情報については、随時発表される予定です。

参照元: https://www.bbc.com/news/articles/cp8mz44j6n6o

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました